皆さん、こんにちは。バイオテクノロジー科の岡野です。

　前回は、新潟県上越市にある岩の原葡萄園（岩の原ワイナリー）に見学に訪れたお話を書きました。

今回は、その続きです。

　このワイナリーでは、明治時代にワイナリーを創業した川上善兵衛の頃からワインの発酵や熟成のための温度管理に、

冬に貯蔵しておいた雪を使って冷気を導く画期的なシステムを導入しています。

　そして、最も新しい雪室（ゆきむろ）では最大およそ300トンの雪を貯めておくことができるそうです。

貯槽された雪は夏を超え秋までワインの温度管理に使われるそうです。

雪深いこの地方の気候を効率よく利用した、環境にやさしいワイン造りを行っているわけです。

そのエコなワイン造りは創業以来続き、このワイナリーのブランド作りに一役買っているようです。