2021.02.18
③教育特徴
みなさんこんにちは。
進学サポートデスクです。
ABioでの学びの集大成
卒業研究発表会が行われました
今回で4回目の今年は初のオンライン開催
🌸研究テーマ:「ロスフラワー」🌸
「ロスフラワー」は、規格外の花、行き場のなくなった花など「廃棄される花」のことです。
「廃棄される花」といっても、ロスフラワーのなかには、売り物と変わらない花、まだ使える花が多くあります
そんな花を減らし、花の命をできるだけ長く活かすことはできないか…
この考えから、ロスフラワーを利用して商品開発・販売を行うことにしました!
学科紹介はコチラから➡園芸デザイン科
今回使用する花材は授業などで使用した花
ネット販売を行うのは初めてだったので、何も分からない状態からのスタート…
どのような商品が売れるのか調べ、小物やアクセサリーが人気ということがわかり商品開発を進めることに決定
先生や講師の方にもアドバイスを頂きながら進め、デザインや使用する花を考え、様々な種類の商品を制作しました
しかし、開発途中で色の変化や安全面など課題があがり、今回は商品をスマホケースに絞って販売することにしました。
色使いや花の置き方などいろいろと試しながら商品開発を進めました!
商品が完成して、立ち上げた販売サイトが「abist」🌸
↓↓販売した商品の一部を紹介↓↓
10月から販売を開始しましたが、11月中旬まで1つも売れず、原因を「認知されてないのでは」と考え、待つのではなく、SNSを活用して自分たちから認知してもらえるように動き、販売サイトも実際のものを参考にし、写真にこだわることにしました。
その結果、販売サイトへのアクセス数が12月には1.5倍、1月には2倍に!
商品も購入も買っていただき、オーダーも依頼されました。
しかし、アクセス数が増えても大幅な購入数とはならず、商品の種類や数の重要性を感じました。
今回の研究を通して学生達がインタビューに答えてくれました🎤
Q1.テーマを選んだ理由は?
コロナウイルスの影響による行事等の自粛から花の消費が減ったこと、生花店で多くの花が廃棄されており、ロスフラワーの現状について多くの人に知ってもらいたいと思いこのテーマを選びました。
Q2.大変だった・苦労した点は?
商品作りと販売が予定通りにいかず大変でした。
どのような商品が売れるか調べるところから始まり、当初は、イヤリングやピアスを想定していましたが、多くの課題が見つかり販売に至りませんでした。そこで、別の商品を考えることになりました。
また、完成した商品を売り始めましたが、思うように売れなかったことです。
Q3.大変だった点をどのように解決しましたか?
商品作りは、担任の先生から植物標本の話を聞き、iPhoneケースで販売するのが良いという判断になりました。
ドライフラワーにしたときの花の状態も長く保つことができたからです。
商品を売るために、販売サイトの存在を知ってもらうよう努めました。販売当初の10月~11月は成果が得られなかったため、12月以降、SNSを活発に利用した結果、販売サイトの認知に努めました。インスタでお花関連の#の投稿に「いいね・フォロー」を行い、フォロワー数を増やした結果、注文が入りました。
Q4.研究から得られたことは?
商品作りにおいてドライフラワーに適した花を選ぶこと加え、固めるときに使用するレジンも、商品の使用期間を想定して適したものを使用しないと商品の維持ができなくなるので細かいところまでこだわらなければ商品は作れないということを学べました。
また、限られた物の中でどうやって売れる商品を作るか考えたり、商品を売るためには、「まずは知ってもらう」という認知の大切さを実感しました。。
認知されるためには、待ちの姿勢ではなく、積極的に動かなければいけないことを経験でき、改めてものを作る・売ることの大変さを知ることができました。
ですが、商品制作の依頼をされたときはとても嬉しかったです!
Q5.ABioだからできたこと・学べたこと
実際に生花店で働いている講師の先生方にどのような商品が売られているか・売れるかなど実際の販売サイトを紹介して頂き、サイトの見方・作り方のアドバイスを頂くことができました。また、担任の先生・講師の方に商品を見て頂き、改良点などアドバイスを頂いたことで、商品の販売まで行うことができたと思います。ありがとうございました!
Q6.発表を終えて
無事に発表を終えることができて良かったです。質問も多くいただき、少しでもロスフラワーについて知って頂けたのではないかと思います。
この研究が、ロスフラワーをもっと多くの人に知っていただくキッカケになれば嬉しいです!。
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商品は2021年3月31日まで販売中!
(受注は3月15日までになります)
販売サイトはコチラ➡abist
インスタはコチラから➡Instagram
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そこで得た専門知識・技術はきっとこの先の人生にも役立つことだと思います。
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