【バイオテクノロジー科】日本酒をしぼりました!
2015/02/02 ⑥実習・授業
こんにちは。
進学サポートデスクかわのです(・∀・)
いよいよ2月ですね!
1年でいちばん寒い時期ですが、風邪ひかずにがんばりましょう
さて、バイオテクノロジー科が1月のはじめから取り組んでいる日本酒の醸造実習、
ついに「日本酒をしぼる(上槽※じょうそうと読みます)」作業に取り掛かりました!
約20日、発酵させた醪(もろみ)を布袋にいれて、圧搾機(あっさくき)に置いていきます。
圧搾機の栓をあけると・・・
醪をこして出てきた、しぼりたての日本酒が出てきます
醪をこして出てきた、しぼりたての日本酒が出てきます
この最初に出てくる部分のお酒を「あらばしり」といいます。
(あらばしりが終わると“中取り”、最後に圧をかけて搾ったのが“責め”と、出てくるタイミングで状態の名前が変わります!)
最後は圧搾機で思いっきり圧をかけて、最後まで日本酒を絞り切ります!
男子のみんなの力の見せ所です
また、出来上がりの状態のデータを取るため、サンプルを分析していきます。
搾り終わった布袋には、醪のなかの固形物が残っています。
これが「酒粕(さけかす)」です!
お料理に使ったり、美肌効果があると言われているので、化粧品などにも利用されます。
この酒粕を布袋から取り出す作業では、日本酒のいい香りが部屋中に広がります
素手で作業するので、学生のみんなの手もすべすべになるかもしれません!
搾った日本酒は、タンクに数日間静かに置いておきます。
搾りたての状態では微細な固形物が残っているので、これを沈殿させ、濁っていない上の部分だけを取り出す作業を行うためです(澱引き(おりびき)といいます)。
約1か月、バイオテクノロジー科醸造・食品コースの学生が交代して行ってきた日本酒醸造もいよいよ終了です。
みなさん、お疲れさまでした