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リテールマーケティング検定とは?

2021/10/03 ①お知らせ

みなさんこんにちは!ABio進学サポートデスクです😊

リテールマーケティング検定は、主に流通、小売に関する業務で役立つ高度な専門知識を得られる資格です。

一般的な販売業はもちろん、農業や食品関係の仕事でも応用できることから、

多くの人に取得がおすすめされる資格となっています。

「新潟農業・バイオ専門学校」の「食料農業経営科」「フードマネジメント科」でも取得可能な資格のひとつであるため、

その実用性が近年注目されているのです。

 

そこで本記事ではリテールマーケティング検定の基本情報と、合格のためのポイントを解説します。

 

リテールマーケティング検定とは?

リテールマーケティング検定とは、日本商工会議所が実施する試験です。

資格を取得することで、販売や接客技術に関する専門スキルの他、

販売企画の考案や在庫管理の的確な方法などを身につけていることを証明できます。

また、昨今多くの企業で必要とされているマーケティングに

関する実践的な知識を得ることもできるため、就職や転職時のアピールポイントとして活用可能です。

リテールマーケティング検定は「販売士」とも呼ばれ、内容に違いはありません。

 

多くの場合リテールマーケティング検定の取得は、流通・小売業などで働く人が目指しますが、

応用のしやすさゆえに他業種でも役立てられます。農業や食品関係も販売に関わる業務が多いことから、

リテールマーケティング検定の資格取得がおすすめされている職種です。

顧客満足度を高める方法や、新規アイデアの企画立案、

商品を売るための営業方法に精通したプロを目指せるため、

農業や食品関係の企業に就職する際には資格取得を検討してみましょう。

 

リテールマーケティング検定には13級のクラスがある

 

リテールマーケティング検定は、難易度ごとに1〜3級のクラスに分かれています。

それぞれに受験資格は設けられていないため、年齢や学歴、資格取得の経緯に関わらず受験が可能です。

3級から順に資格取得を目指せる一方で、自信があるのなら最初から1級に挑戦することもできます。

自分の学習レベルや受験対策に使える時間などを考慮して、受験するレベルを調整すると良いでしょう。

 

リテールマーケティング検定を受験する際には、1〜3級それぞれの特徴や難易度を把握しておく必要があります。

以下で各級の詳細を解説するので、受験対象を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

リテールマーケティング検定3

リテールマーケティング検定3級は、マーケティングや流通および小売業で必要とされる

基礎的な知識・技術を試される資格です。例えばスムーズな接客方法や魅力的な売り場作り、

販売担当者として顧客に対応するための知識や技術を身につけることができます。

 

リテールマーケティング検定3級の出題形式は「1科目あたり正誤択一式で10問」

「穴埋択一式で10問」の1科目20問となっていて、5科目を受験します。合計100問を60分で解くことになり、

合格基準は5科目の平均点が70点以上かつ1科目ごとの得点が50点以上です。

受験料として4,200円(税込)が必要になるため、事前に納入を済ませておきましょう。

 

リテールマーケティング検定2

 

リテールマーケティング検定2級は、

マーケティングやマーチャンダイジング(商品計画および商品化計画)などに関する高度な専門知識を持つことを証明できる資格です。

資格取得をきっかけに事業の販売促進につながる企画の立案や実行が行える人材となり、

店舗の経営や売り場の展開をマネジメントできる能力を得ることができます。

企業によっては幹部や管理職への昇進時に、リテールマーケティング検定2級の取得を条件にしていることもあります。

 

リテールマーケティング検定2級の出題形式と科目は3級と同様ですが、試験時間が70分に延びています。

より高度な問題が出題されることが予想されるため、しっかりと対策をしておくことがポイントです。

受験料は5,770円(税込)となっているため、こちらも事前の納入を行いましょう。

 

 

リテールマーケティング検定1

 

リテールマーケティング検定1級は、経営に携われるレベルの高度な専門スキルを保有していることを証明できる資格です。

商品計画およびマーケティング施策の実行で成果を出せるだけの能力の他、経営に関する計画立案や財務予測など、

経営管理に関する知識を持つことも資格取得の際には必要となります。

企業のマーケティングを担当する責任者や、コンサルタントとして

さまざまな事業にアドバイスができる人材となりたいときにも受験がおすすめです。

近年は農業・食品関係の業種でもマーケティングに関する能力は求められているため、

リテールマーケティング検定1級の取得者は就職・転職の際に効果的なアピールが行えるでしょう。

 

リテールマーケティング検定1級の出題形式および科目は、3級・2級と変わりません。

ただし、さらに試験時間が90分に延びているため、

より時間をかけて問題を解く必要があると考えられるでしょう。

受験料は7,850円(税込)となり、他の級と同様に事前に支払いが必要です。

 

 

リテールマーケティング検定の受験料について

リテールマーケティング検定の受験料には、上記で紹介した各料金の他に手数料として550円(税込)がかかります。

支払い方法は「クレジットカード」「コンビニエンスストア/Pay-easy」となり、

支払期限内に納入を行わないと自動でキャンセルとなるので注意が必要です。

 

リテールマーケティング検定の試験科目

 

リテールマーケティング検定の試験科目は、以下の5つの科目に統一されています。

 

①小売業の類型

②マーチャンダイジング、

③ストアオペレーション

④マーケティング

⑤販売・経営管理

 

1〜3級全てで上記の試験科目が採用されているため、

試験対策がそのまま別の階級を受験する際の勉強にもつながるでしょう。

 

 

推奨されている試験対策方法

 

リテールマーケティング検定の試験対策を行う際には、

学習教材として採用されている「販売士ハンドブック」を活用することが推奨されています。

こちらの教材を基にして問題が出題されているため、事前に内容を読み込んで理解を深めておく必要があるでしょう。

 

具体的には1級試験問題の70%、2級試験問題の80%、3級試験問題の90%が販売士ハンドブックから出題されます。

 

 

2級と3級は「科目免除制度」によって一部の科目を免除できる

 

リテールマーケティング検定の2級・3級は、「科目免除制度」によって一部科目の受験を免除することが可能です。

具体的には日本商工会議所の「指定通信教育機関」が行う「販売士養成通信教育講座(スクーリングの修了が必須)」か、

日本商工会議所が開催する「販売士養成講習会(予備試験の合格が必須)」を修了することが条件です。

これらの条件を満たすことで、販売・経営管理の科目の受験が免除されます。

 

また、リテールマーケティング検定1級も受験をして不合格となった場合に、

70点以上獲得した科目がある場合、その科目は「科目合格」として扱われます。

 

上記のいずれも、有効期限は受験日および受講終了日年度の翌年度末までとなります。

 

 

まとめ

 

リテールマーケティング検定は、販売やマーケティングに関する専門知識・技術を得るためのきっかけとなる資格です。

小売業だけでなく、さまざまな職種の事業において役立つため、ぜひこの機会に資格の詳細を確認して受験を検討してみましょう。

 

ABioでは、「食料農業経営科」「フードマネジメント科」

リテールマーケティング検定の取得を目指します。

適切な試験対策やアドバイスが行えるため、ぜひこの機会に学校の情報も確認してみてください。

 

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