2021.11.29
⑮教職員ブログ
皆さん、こんにちは。
バイオテクノロジー科の岡野です。
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新潟のこの季節は、天候が良くない日が続きやすくなります。
11月も中旬頃からはあられが降ることも珍しくありません。これから日々寒くなっていきます。
今日は、バイオテクノロジー科の実験の様子を紹介します。
写真は鉢植え植物の一部をカットして、無菌化して培養する「組織培養」の一コマです。
鉢植えのベゴニアの葉や茎の一部を切り出す作業の様子です。
茎の中に盛んに細胞分裂を繰り返している組織があります。
この組織は植物の「組織培養」に適していて、植物の生長をコントロールする植物ホルモンという物質を適当な組み合わせと濃度にして調製した培地の上に置いて培養を開始すると、「カルス」と呼ばれる細胞の塊を作ります。
「カルス」は葉や茎、花といった機能を持たない細胞の塊ですが、植物ホルモンのバランスを変えてあげると再び元の植物体に戻ることができます。
この性質を専門用語で「分化全能性」と言います。
植物はこの性質をもつため、葉1枚、さらには細胞1個あれば、完全な植物体をたくさん増やすことができます。
植物のもつ不思議な性質です。
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