2014.10.15
⑥実習・授業
こんにちは。
進学サポートデスクかわのです(・∀・)
先月行った白ワインの仕込みに引き続き、本日、バイオテクノロジー科醸造・食品コース2年生の学生たちが赤ワインの仕込み作業を行いました。
新潟市南区・中村農園さんで収穫されたワイン用の黒ぶどう、カベルネ・ソーヴィニヨンを使います。
赤ワインの赤い色は、黒ぶどうの果皮からでてくる色によるものなのです。
粒は小さいですが甘く、そのまま食べてもとてもおいしいぶどうです
破砕(はさい)した黒ぶどう果汁の糖度を測定し、今回は22度程度になるようにショ糖を加えて調節します。
アルコール発酵には糖が必要不可欠なので、うまくいくようしっかり量を計算しながら調節します!
↓こちらが酵母菌。
ぬるま湯で温めてあげると、だんだん活性化して、焼き立てのパンに感じるイースト菌の香りに似た香りが強くなってきます。
破砕機でぶどうを潰して、酵母菌を添加してタンクで発酵させる・・・という基本的な創り方は白ワインと同じ!ですが、赤ワインは果皮や種子を取り除かずに、発酵の際に一緒にタンクに入れます。
そこから出てくる「タンニン」などの成分が、赤ワインに独特の渋みや香りを与え、味を深くするそう。
来年の出来上がりが楽しみですね!