2014.06.12
⑥実習・授業
こんにちは。
進学サポートデスクかわのです(・∀・)
毎年この時期に行われる、
バイオテクノロジー科食品・醸造コース2年生の『醤油』の醸造実習。
今年も、1級醤油・味噌製造技能士であり「現代の名工」、
中澤先生をお招きして行われました!
ところで、醤油は何からできているかご存知ですか?
原料は・・・「大豆」「小麦」「塩」「水」・・・これだけ!
これらの原料を、
麹(こうじ)菌・酵母・乳酸菌といった微生物たちが分解発酵させることで、
醤油ができあがります♪
たくさんの菌たちが活躍することで、おいしい醤油ができるんですね
蒸した大豆と炒った小麦に麹菌を加えて造られた「麹(こうじ)」。
この「麹」と塩水を塩水を混ぜ合わせて「もろみ」を造りました。
これを熟成させたものを搾ると、醤油ができあがります!
できた「もろみ」は、数か月のあいだ熟成させます。
おいしい醤油になっているかどうかは、その時までのお楽しみです
味噌や醤油は「発酵食品」なので、
麹菌をはじめとする菌たちが主役となって造られます。
職人さんたちは、これらの菌たちの特性を理解したうえで、菌が働きやすい環境を整えてあげます。
造り手である人間の努力と菌たちの働きによって、発酵食品はできあがるんですね
奥が深い「バイオ」の世界、
今後も「ワイン」や「日本酒」の醸造で勉強していきます