2013.02.16
⑮教職員ブログ
こんにちは。
進学サポートデスクの多賀です。
15日(金)の記事をUPします。
バイオテクノロジー科2年制 食品・醸造コースの醸造実習で、1月から清酒作りに取り組んでいました。
そして、2月15日・16日が工程最終日。
いよいよ日本酒が搾り出される日です!
現場に突入です!
まずは、タンクから「もろみ」を酒袋に移します。
ちなみに、もろみは3段仕込という方法で、4日間掛けて準備しました。
使用した酒米は100%五百万石です。
もろみが入った酒袋を圧搾機に敷き詰めます。
上からふたを乗せればセット完了!
そして、お待ちかね。
日本酒のお目見えです!
これぞ、一番搾り!
ジャンジャン出てきます!
ちなみに、写っている西川君(長岡商業高校出身)は、来春から長岡の味噌製造メーカーに就職します!
もろみを搾って出てくる搾りたての原酒を「ふなぐち」と呼びますが、新潟の酒造メーカー「菊水酒造」が出している「ふなぐち菊水一番しぼり」という名称もここに由来するそうです。
こうやって圧搾された酒袋には酒粕が残りますが、この酒と酒粕にわけることを上槽(じょうそう)と言います。
さて、別な部屋ではアルコールの分析が行われていました。
見慣れない器具ですね。
こういう器具って、なんとなく”バイオテクノロジー”っぽくないですか??
というわけで、1月から泊り込みまでして頑張ってきた醸造実習もこれでおしまい。
土日も含めた交代制の泊り込みなどなど、大変お疲れ様でした。
そして、この実習を最後に、ほとんどの2年生のABio生活も終了しました。
次にみんなと会うのは、卒業式です。
バイオテクノロジー科2年制のみなさん。
2年間お疲れ様でした。
みなさんの学びが、これからの私たちの食や環境を守ってくれると信じています。
健闘を祈ります!!