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ABIO 新潟農業・バイオ専門学校

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震災前の美しいニッポンの環境を取り戻せ!バイオ科2年生が環境実験【セシウム回収実験】を開始!

2012/06/15 ⑥実習・授業

こんにちは。

進学サポートデスクの多賀です。

私たちにとって絶対に忘れることのできない、2011年3月11日に発生した東日本大震災。

地震や津波によってたくさんの人の命を失い、たくさんの人の暮らしを大きく変えました。

また、同時に発生した東京電力の福島原発事故により、放射能が私たちの暮らしを脅かしています。

広範囲の田んぼや畑では、農業ができなくなりました。

せっかく収穫できた農作物も、人目に触れることなく焼却されました。

事故発生場所の近海では漁業ができなくなりました。

学校のグラウンドからは、子供たちが元気に遊ぶ姿が消えました。

一日でも早く、震災前の美しく安全な日本の自然環境に戻ってほしいものです。

でも、生きていくためには、この苦しい状況に立ち向かっていかなければなりません!!

ということでキラキラ

当校のバイオテクノロジー科環境検査コース(現:環境科学コース)2年生のチームでは、

あるものを使って土壌中の汚染物質を取り除くことはできないかはてなマークと挑戦を始めました。

あるものとは・・・・。

【雑草】です和田アキ子

実験の狙いは、

①植物の根から土壌中の汚染物質を吸収できないか?

②根の張り方の違いによる吸収効果はどうか?

を調べることです。

これがうまくいけば、身近な雑草で環境の汚染除去が可能になるかも!?

なんてことを期待しながら、こんなものを用意して実験をスタートしました。

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■セシウム(安定同位体)濃度が10mg/kgになるよう調整された土が入った容器Aと容器B

 (容器A)→雑草を入れます。今回は4種類の雑草を使用しています。

 (容器B)→花を入れます。上記同様に4種類の花を使用しています。

ABioランド

手前の黄色の容器が雑草の入った容器A×6セット。

奥のブルーの容器が花の入った容器B×6セット。

これが合計12セットあります。

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<実験手順>

乾式灰化という手法で行います。

①植物が生長したら採取して、燃やします。

  燃やした灰にはセシウムが残ります。

②灰を水に溶かします。

③炎光光度計による分析

などなど・・・。

難しい用語ばかり・・・。

とにかく、スゴイことをやってます!!

じっくりこの話を聞いてみたい方は、是非学校説明会へお越し下さいニコニコ

ということで、あとは順調に植物が成長するのを待ちますジー

枯れないことを祈って・・・。

もし枯れそうになったら、園芸デザイン科のみんなに助けてもらおうぺこ

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