2015.11.09
⑥実習・授業
進学サポートデスクかわのです(・∀・)
農業経営科1年生の講義におじゃましてみました!
実習ではなく、講義なのですが・・・
なぜ、炊飯器・・・??
この日の講義では
「米の食味官能試験」について勉強しました!
なので、炊いたお米を用意してたんです。
「官能試験」とはつまり、味わって検査するということ。
普段は、各都道府県にある農業試験センターなどで専門の検査員が行っています。
香り、見た目、つや、粘り、柔らかさ・・・などで、お米の味を総合評価します。
現在、日本で生産されているお米の品種はとても多くあります。
そして、それぞれの品種によって味に特性があります。
今回の授業では、
「コシヒカリ」「ゆめぴりか」「つや姫」
の3品種の試食を行って、どれがどの品種かを当ててみました!
【それぞれの品種特性】
●コシヒカリ…日本で最も多く食べられている。しっかりした粘りがあり、味や香りのバランスが優秀。
●ゆめぴりか…北海道で誕生。粘りが強くほどよい甘さ。柔らかくもちもちした食感。
●つや姫…山形県で誕生。名前の通り、つやがあって美しい炊き上がり。粒がしっかり。
品種特性をヒントに、3種類を食べ比べ。
あーでもない、こーでもないと議論しながら点数をつけていきます
結果、3品種とも正解の人はクラスに数人!
品種をあてるのは、思ったより難しいようです・・・!
お米の食味にはそれぞれ特性があるので、
「食べ応えがあるので、味の濃い料理と相性がいい」
「冷えても固くなりにくく、お弁当向き」
「酢飯にぴったり、お寿司によく使われる」
など、料理の相性や加工用途なども異なります。
そのため、お米の生産には
「どんなお客さんがどんなお米を求めているか」
を把握して品種選択していく必要があります
普段、なかなかできないお米の食べ比べを通じて、品種特性について学んだ授業でした!