2015.07.16
⑥実習・授業
こんにちは。
進学サポートデスクかわのです(・∀・)
バイオテクノロジー科が焼酎の醸造に取り組んでいます!
ABioで醸造を行う酒類のうち、この焼酎は毎年夏に取り組んでいます。
秋にはワイン、冬には日本酒と続きます。
今回は農業経営科が作ったお米を原料に、「米焼酎」を造ります!
★★★焼酎の造り方★★★
①麹(こうじ)をつくる
②酒母(しゅぼ)をつくる
③一次醪(もろみ)をつくる
④一次醪にさらに原料を追加して二次醪をつくる
⑤完成した二次醪を蒸留する
⑥余分な油分を除いたりして完成!
★★★焼酎ってどんなお酒?★★★
焼酎はいわゆる「蒸留酒」であり、お酒のもとである醪を蒸留しアルコールや香り成分を抽出するため、アルコール度数が高いのが特徴です。
日本では特に九州で盛んに造られています。
原材料の違いはありますが、似たものが沖縄の「泡盛」です。
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今日までで「③一次醪(もろみ)をつくる」作業まで進みました!
焼酎の醸造に欠かせない微生物たちが「麹菌」「酵母菌」です。
この2つの微生物の連携によってお酒が出来上がります!
麹は、米のでんぷんを麹菌によって糖化させたものです。
酵母菌が糖を分解してくれることでアルコールが発生します。
一次醪は、それまでに造った「麹」「酒母」と「水」を合わせるもので、ここからどんどん発酵が進み焼酎のもとになります。
全員で分担し、温度や原料をはかりながら作業を進めていきます!
これから醪を発酵させていき、完成したものを蒸留するのは7月末になります。
うまくいくといいですね