【バイオテクノロジー科】バイオの基礎を学ぶ!生命工学実験
2014.10.28
⑥実習・授業
こんにちは。
進学サポートデスクかわのです(・∀・)
バイオテクノロジー科1年生の実験にお邪魔してきました!
バイオ技術の世界では、「微生物=肉眼で見えないほど小さな生物」の力を利用して、人の役に立つモノを作ったりします。
微生物はとにかく小さいので、取り扱うにも特別なやり方を修得しなければいけません。
バイオテクノロジー科1年生の実習では、その微生物(主に菌類)の基本的な取り扱い方について、実験を通して学んでいきます
この日は、乳酸菌を培養する準備の作業。
「白金耳(はっきんじ)」という専用の棒をつかって、乳酸菌を培地に移動させます。
微生物を扱うときに大事なのは『コンタミ(コンタミネーション・雑菌が混ざってしまうこと)』を防ぐこと!
火を使って常に器具を加熱殺菌したり、アルコール殺菌したりしながら行います。
けっこう細かな手先の作業が必要なので、上手になるには練習がいるようですが・・・入学直後に比べると、1年生のみんなもずいぶん作業がスムーズになっています★
ABioに入学してくる学生たちは、農業高校で専門の授業を経験した人ばかりでなく、普通科など出身の人もたくさんいますが、それでも入学後数か月経つと、だんだん白衣がサマになってきます
培地に移した乳酸菌を「インキュベーター(一定の温度に保つ装置)」に保管し、培養していくわけですが・・・。
じつはこの乳酸菌、どんな種類の乳酸菌かは秘密です!
※乳酸菌といっても1種類だけでなく、何種類もあるのです。
乳酸菌シロタ株、ビフィズス菌、ラブレ菌・・・などなど、乳酸菌の仲間はたくさんいます。
これから培養して実験によって生態を見ていくことで、その正体を暴いていきます。わくわくしますね
1年生でこのようにバイオの基礎を身につけて、2年からのより専門的な実験に繋げていきます。